ひつじの寝言 魔法使いさんからの贈り物v 忍者ブログ
日記や更新記録などをまったりと。 別名「今日のアスランさん」…落書き絵日記です。
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昨日の日記に書いたパトパパとアスラン親子の遠距離チェス妄想から、風野さまが、またまた素敵なお噺を書いてくださいました!
う、う、う、嬉しすぎます!ありがとうございますv
ちゃっかりサイトへUPすることも快くお許しくださってありがとうございますv
凄いです、やっぱり魔法使いさんなんだー♪

独り占めはもったいないので、こちらでお披露目です。
では、どうぞー!

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「見えざる手」


「アスラン」
朝食の席で、レノアはくすくすと笑いをもらした。
「チェス・ボードは逃げていきませんよ。ゆっくり、しっかり、召し上がれ」
「はい」
うなずきながらも、幼いアスランの眼差しは、ともすれば居間の方に流れがちだ。
食事が終わるや否や。
「ごちそうさま!」
と、アスランは、居間に駆け込んでいく。
レノアはちょうど来合わせた執事のロバートと顔を見合わせて、再び笑った。

パトリックがアスランにチェスを教え始めたのは、ちょうど評議員になる少し前だった。
評議員になってしまってからは、ディセンベルの屋敷どころか、首都アプリリウス詰めで、ディセンベルにすら帰ってこれない日々が続くことがある。
それで、レノアが考え出して、パトリックが屋敷に帰ってこれない日は、ひと駒ずつ、パトリックの駒を進めておいて、翌朝、アスランがそれに応えるという、チェス・ゲームが親子の間で交わされるようになったのである。

朝の光が差し込む居間で、幼いアスランが駒を手にして首をかしげながら、真剣にチェス・ボードを覗き込んでいる。
そんな様子を、屋敷の誰もが、ちらちらと目の端にとめては、微笑むのであった。

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※チェスの駒はうそっぱちなのでスルーしてください(笑)

風野さま、ありがとうございましたwww

そして、実は、まだ続きがあります(喜)(喜)(喜)
続きは明日v お楽しみにー!

それから、嬉しいコメント、メールのお返事は明日させていただきますね!
長文になったらごめんなさい。先にお詫びしておきます(笑)

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